Run Log > ダッシュボード > 今週の内的負荷
内的負荷とは
「内的負荷(Internal Workload)」とは、トレーニングや試合を行った際に、「選手の体や心の中で何が起きているか(反応)」を指す指標です。
これに対して、走った距離や持ち上げた重量など「目に見える物理的な量」を外的負荷と呼びます。
内的負荷と外的負荷の違い
この2つの違いを理解すると、コンディショニングの質がぐっと上がります。
| 項目 | 外的負荷 (External) | 内的負荷 (Internal) |
| 意味 | 客観的な「仕事量」 | 主観・生理的な「ストレス・反応」 |
| 例 | 10km走る、100kgを上げる | 「キツかった」、心拍数が上がった |
| 特徴 | 誰が見ても同じ数値 | 人によって、またはその日の体調によって変わる |
例:同じ「10kmランニング(外的負荷)」でも…
- 絶好調の日は、内的負荷(心拍数やキツさ)が低くなる。
- 寝不足や疲労がある日は、内的負荷が高くなる。
内的負荷の主な指標
内的負荷を測るために、現場では主に以下の数値が使われます。
- 主観的運動強度(RPE): 「今の練習は10段階でどれくらいキツかった?」という選手の主観。ACWRの計算で最もよく使われるのはこれです。
- 心拍数(HR): 練習中の平均心拍数や、最大心拍数に対する割合。
- 血中乳酸濃度: 血液中の乳酸値を測り、エネルギー代謝の状態を確認する。
- HRV(心拍変動): 自律神経の状態をチェックし、回復具合を測る。
なぜ内的負荷が重要なのか?
外的負荷(練習メニュー)だけを見ていると、選手の**「隠れた疲労」**を見落とす可能性があるからです。
- オーバートレーニングの予防: メニューはいつも通りなのに、内的負荷(キツさや心拍数)が異常に高い場合、風邪の前兆や過労に気づけます。
- 個別の調整: チーム全員で同じ距離を走っても、ある選手には楽すぎ(内的負荷が低い)、ある選手には限界(内的負荷が高い)かもしれません。これを知ることで、選手ごとにメニューを微調整できます。
まとめ
ACWRを計算する際に「練習時間 × RPE(キツさ)」を使うのは、「その選手がその練習をどう感じたか(内的負荷)」をベースにするためです。そうすることで、個人の体力に合わせた安全な管理が可能になります。
もしよろしければ、ご自身やチームで実際にどのように負荷を記録しているか教えていただければ、具体的な活用アドバイスもできますよ!


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